障害者福祉とは身体、知的、精神の障害ある人を対象とした援助の全体をいいます。知的障害者の親の運動や重度障害者の自立生活運動などの障害者運動が進められ、これを受けて国連の国際障害者年(1981年)、国連・障害者の十年(1983〜1992年)、国連・アジア太平洋経済社会委員会によるアジア太平洋障害者十年(1993〜2004年)、WHOの国際障害分類(ICIDH)やそれを改訂した国際生活機能分類(ICF)などの制定など、障害者福祉にかかわる国際的な取り組みが積極的に行われてきました。これらの障害者運動や国際的取り組の中から、ノーマライゼーション、リハビリテーションの全人間的回復、完全参加と平等、自立生活支援などの新しい理念が生み出され、それが国内の施策に大きな影響をおよぼしました。